金型・部品製造現場のためのカーボンニュートラルガイドブック[入門編](型技術 2023年4月 臨時増刊号)に記事を執筆いたしました

2023年03月16日 その他

株式会社シムックスイニシアティブ 代表取締役 中島高英が、日刊工業新聞社から出版された『金型・部品製造現場のためのカーボンニュートラルガイドブック[入門編]』(型技術 2023年4月 臨時増刊号)の「第1部 カーボンニュートラルを考える」に記事を執筆いたしました。

中島がこれまでDX寺子屋でお伝えしてきた内容をもとに、製造現場でカーボンニュートラルにどのように取り組めば良いのかについてを総論と解説でまとめました。
カーボンニュートラル実現に向けた取り組みのご参考に、ぜひご覧ください。

ー 中島の執筆記事 ー

■総論
 カーボンニュートラルはなぜ求められているのか
■解説
 RE100とEP100とは
 カーボンニュートラルの攻略法
 EP100を実現するための構築法
 EP100のためのDX活用事例

また、執筆記事の他に、中島が司会・インタビュアーを務めさせていただきました座談会、インタビューも掲載されております。

■座談会 カーボンニュートラルに向けて工作機械メーカーには何ができるのか?
■インタビュー 「将来あるべき姿」を見据えたデジタル化でカーボンニュートラルを成長のチャンスに (東京大学 大学院情報理工学系研究科 江崎浩教授)


ー 「第1部 カーボンニュートラルを考える」ハイライト ー
〇株式会社シムックスイニシアティブ 代表取締役 中島高英 執筆

【総論】カーボンニュートラルはなぜ求められているのか
カーボンニュートラルに対する見方を4つの側面で切り出す。日本の製造業がおかれた厳しい状況の解説。逆境をチャンスに変える方法。

【解説】RE100とEP100とは
RE100とEP100についての解説。RE100だけで留まらずEP100・エネルギー生産性を2倍にするための第1歩を踏み出すためのハウツー。

【解説】カーボンニュートラルの攻略法
用語(CFP、LCA,SCOPE1,2,3)の説明と工場から排出されるCO2排出削減を実現するための2つの方法(生産性のアップと電力削減法)。

【解説】EP100を実現するための構築法
カイゼンのための新しい視点(中島式ムダの定義)と4つKPI(CCC、労働時間生産性、製造リードタイム、自動化率)の説明。

【解説】EP100のためのDX活用事例
DXは技術のデジタル化だけでなく組織変革が必要であり、それには社員の再学習が大事である。7つのDX活用事例を紹介。

〇その他

【座談会】カーボンニュートラルに向けて工作機械メーカーには何ができるのか?
日本を代表する工作機械メーカー5社のCNトップ担当が集い、オープンな議論をしました。
 ・各社の取り組み状態
 ・工場の省エネのポイントは周辺機器と空調にあり
 ・ユーザ支援にはリモートメンテナンスと自動化ロボット化
 ・20年後の日本の製造業に向けて

【インタビュー】「将来あるべき姿」を見据えたデジタル化でカーボンニュートラルを成長のチャンスに 東京大学 大学院情報理工学系研究科 江崎浩教授(デジタル庁シニアエキスパートアーキテクチャ)
 ・デジタル庁が進めるアナログ規制は工場にも大きく関係してくる
 ・デジタル化のコツはAsIs(今やれること)とTobe(将来やること)に分けること
 ・日本のデジタル化の遅れは人件費を安く抑え込んだため
 ・リスクをとらない日本式経営は末路
 ・イノベーションにはオープンな対話が必要


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